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賀川豊彦の著作

武内勝口述『賀川豊彦とボランティア』(神戸新聞総合出版センター、2009年12月1日)

 『賀川豊彦とボランティア』が神戸新聞社から復刻された。賀川の一番弟子として行動を共にし、終生、神戸のイエス団を守った武内勝が口述した内容を36年前に村山盛嗣さんが執筆して出版された本。多くの苦難を乗り越えながら、救貧、防貧活動にいそしむ若き賀川のスラムでの一途な姿を生き生きと描いている。4月にPHP研究所から復刻された『死線を越えて』と併せて読まれることを勧めます。

藤生ゴウ、劇画『死線を越えて』(家の光協会、2009年11月11日)


名著『死線を越えて』を劇画版として再編集・再構成。賀川豊彦がスラム街において「愛と協同」を通じて貧困と格差を解消し、平和な協同社会をめざした足跡をたどる。
 作画は昨年劇画『蟹工船』でヒットした藤生ゴウが担当。賀川豊彦献身100年記念事業神戸プロジェクトが誰にでも親しみを持って読んでもらえる「賀川伝」をと1年がかりで総力を挙げて編集した。

賀川豊彦『乳と蜜の流るゝ郷』(家の光協会、2009年9月1日)
 昭和10年11月6日、改造社から発行された。この年2月から7月まで、賀川はオーストラリアに講演旅行をなし、12月には中山昌樹とともに、アメリカ・キリスト教連盟及びアメリカ政府の要請により渡米し、主として協同組合運動について指導した。本書は農村部を中心に発行されていた月刊誌「家の光」に昭和9年1月号から同10年12月号に至るまで24回に亙って連載されたものをまとめた。この間、「家の光」の発行部数は50万部から100万部を突破するに至った。農村部での賀川の人気度が分かるというものである。

カールハインツ・シェル『賀川豊彦』が翻訳出版(教文館、2009年8月25日)
 1960年ドイツ生まれの著者が、1988年から90年まで筑波大学博士課程に在籍していた時に執筆した博士論文である。献身100年記念で翻訳出版された。キリスト者、労働運動家、協同組合運動の先駆者としての賀川豊彦の生涯を日本に於けるキリスト教宣教史の文脈に中に位置づけた論考としてドイツでの数少ない賀川研究書の一つとなっている。シェル氏はハイデルブルグ大学に在学中に賀川を知るが、当時書いたレポートに「私は圧倒され、この愛の革命家の生き方に何も言えなくなるほどの感動と共感を覚えた」と書いている。

『賀川ハル資料集』(緑陰書房、2009年8月)
 賀川豊彦のよき伴侶であり、最大の協力者であった妻ハルが書いた文章や残した多くの書簡や資料を全3巻にまとめたものである。賀川豊彦理解のために欠かせない一次資料として学術的価値も高い。三原容子東北公益大学教授がまとめた。

5月1日は風刺小説『空中制服』(不二出版、2009年5月1日)
 大正11年に大阪日報に連載したものを同年12月に改造社から出版。出版した月だけでも11版を重ねた。『死線を越えて』がベストセラーになった2年後であるから、評判を呼んで当然だったのかもしれない。 『空中征服』は主人公が川の中の生き物と会話をしたり、空中都市が生まれたりするなど奇想天外、荒唐無稽に物語が進む。その点では涙や感動を誘う賀川文学とは軌を一にしていない。大阪の工場から排出するばい煙による大気汚染が限界を超えていたことの業を煮やした賀川豊彦市長が突然、煙筒廃止方針を打ち出し市議会を巻き込んだドタバタ劇が展開する。

阿部志郎ほか『賀川豊彦を知っていますか』(教文館、2009年5月17日)
賀川豊彦を知っていますか―人と信仰と思想―(教文館、04月15日発売、1050円) 《阿部志郎・雨宮栄一・武田清子・森田進・古屋安雄・加山久夫》 明治・大正・昭和にかけて、人格や人権が尊重される公正で平和な社会を実現するために全生涯をささげた賀川豊彦。労働運動、農民運動、協同組合運動、普選運動、平和運 動など広範な分野に及ぶ、「キリスト教の愛の実践者」の多面な姿を6人の著者が紹介します。  

小説『死線を越えて』(PHP研究所、2009年4月7日)
 賀川豊彦不朽の名作。大正期に改造社から出版され、100万部を超えるベストセラーとなった。鳴門市賀川豊彦記念館が地元で復刻した「鳴門版」を元に再編集、山折哲雄氏が前書きを書き添えた。

Toyohiko Kagawa『友愛の政治経済学』(コープ出版、2009年6月15日)
 1936年ニューヨークのハーパー社から出版された『Brotherhood Economics』が73年目にようやく日本で翻訳出版された。この“経済書”は大恐慌後の経済建て直しに難渋していたアメリカ政府が賀川に協同組合経済を啓蒙してもらおうと訪米を要請し、ニューヨーク州のロチェスター大学で行われた同名のレクチャーが出版されたもの。17カ国語に翻訳され25カ国で販売された。それだけ「センセーショナルな意味合いを持っていた」(監修者・野尻武敏氏)。経済は人の心が通わなければ、うまく運営できない。金もうけが目的ではなく、助け合いによって生活向上を図るような仕組みを経済体制に組み込まなければならないとする。
 バングラデシュのグラミン銀行総裁のムハマド・ユヌス氏が唱えるソーシャルビジネスに通じるものがあり、経済危機の最中にあるわれわれにとって示唆に富む発想が盛り込まれている。(伴武澄)。

季刊誌「at」春号 賀川特集太田出版、2009年4月)
 日本近代を代表する社会運動家にしてキリスト者、ベストセラー作家でもあった賀川豊彦は、戦後社会においてほとんど忘れ去られている巨人である。貧困救済から始まった彼の膨大な業績の中に何を見出すのか、経済恐慌と格差拡大の現在、私たちの歴史的想像力と社会的構想力が試されている。
 賀川が創始した社会運動はじつに多様である。労働運動、農民運動、生活協同組合運動、共済運動、医療組合、幼児教育、セツルメントなど、百科全書的広がりを示している。それらを貫いている賀川の思想と信仰の根幹には、友愛=相互扶助のエートスがあり、全運動を駆動させていたことに思い至る時、戦後の社会政治運動が何を欠いていたのか、その反省の機縁を得ることになるだろう。

賀川豊彦『一粒の麦』(賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会、2008年)
  賀川豊彦『一粒の麦』を再版する会発行、 TEL & FAX 0532−52−8757
 ベストセラー小説『死線を越えて』の後、農民問題をテーマに書いたのが、『一粒の麦』。漁業問題を取り扱った『海豹のごとく』と教育問題を扱った『その流域』とそれに『第三紀層の上に』と題した小説と共に四部作。舞台は三河蒲郡。貧しい農村青年が協同組合と出会い、村を立て直す物語。蒲郡は若き日に結核療養に訪れ、生涯師と仰ぐ長尾巻牧師との出会いもあった。
 貧困との闘い克明に 賀川豊彦著「死線を越えて」復刻 【神戸新聞】
 「死線を越えて」復刻版を発刊 賀川豊彦の自伝的小説 【徳島新聞】
 復刻版の賀川豊彦『死線を越えて」4月7日発売【豊島の風光】
 復刻版の賀川豊彦『死線を越えて」4月7日発売【萬晩報】
 賀川豊彦「死線を越えて」を読む【コラボ・コープOB】
 
賀川豊彦をデビューさせた雑誌「改造」【萬晩報】
 愛と協同にかけた情熱/『社会改革の時代待とう』【神戸新聞】

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