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懸賞論文
「ハルの幸い、社会の幸い」 賀川ハル資料集出版記念講演会
 6月末に『賀川ハル資料集』が緑陰書房から発刊される。賀川豊彦のよき伴侶であり、最大の協力者であった妻ハルが書いた文章や残した多くの書簡や資料を全3巻にまとめたものである。賀川豊彦理解のために欠かせない一次資料として学術的価値も高いとの前評判である。

 この資料集の編集にあたり、解説も書いた三原容子東北公益大学教授の講演会が30日午後2時から、東京・上北沢の賀川豊彦記念松沢資料館で開催された。参加者は100人を超えた。

 三原教授は、京都大学大学院教育学研究所を終了、京大人文科学研究所、部落開放研究所などを経て現職にある。

 賀川豊彦献身100年記念事業の神戸プロジェクトは、今年から向こう100年を目指して、賀川イズムを研究・実践する壮大なプログラムを計画中である。その議論の中で、賀川の旗振りで誕生し、今も継承される協同組合運動、労働運動、農民組合運動、幼児教育、平和運動など広範な活動を実際に動かしてきた人々を「コーワーカー」と呼び、賀川の時代を「共に生きた」そのカーワーカーたちの再評価が重要であるとの認識が高まっている。

 賀川を語るとき、そのコーワーカーの筆頭として賀川ハルを挙げることに異論のあろうはずはない。三原教授の講演ではまさに「コーワーカー」としてのハルが生き生きと蘇るのでろうと思うと大いに期待せざるを得ない。(伴 武澄)


 ハルの幸い、社会の幸い  映像

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